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石渡隆司
株式会社十割そば 代表取締役
Ryuji Ishiwata - President
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いま世界の食は危機的な状況にあります。世界の多くの先進国では、肥満や成人病対策として食生活の改変が求められていますが、他方では発展途上国の食糧不足問題もますます深刻になり、穀物の確保や有効活用が急務となっています。また、肉牛の上に起こった世界的なB.S.Eの発生で明らかになったように、農薬、化学肥料や飼料に依存した農業構造、さらには農地の汚染や干ばつ・砂漠化の進行など、食の生産システムそのものに本格的な改善が迫られています。
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「そば」は、そうした世界的危機を救う可能性を秘めた食物です。世界に広く分布し、厳しい気象、水分の少ない土地の条件下でも育ち、しかも、農薬や肥料を必要とせず、栽培に手間がかかりません。それでいて、低脂肪・高タンパクで、ビタミンやミネラルを多く含みます。さらに、成人病予防効果が注目されている話題の栄養素、ルチンを豊富に含んでいます。
このような数々の優れた特徴をもつにもかかわらず、そばがそれほど普及できずにいた理由は、簡単に調理できて、安価に、美味しく食べるための技法が発達してこなかったからです。日本は職人技・そば切りとして食する方法を発明したという点で、そば食文化の先進国と言えますが、それでも、他の穀物に比べて、そばの地位は高くありませんでした。まして、さまざまなつなぎを混ぜることでそば本来の味や栄養が減殺されていたことに十分、気づいていなかったのです。
私たちが開発した「味玄十割そば製法」は、そばの普及を妨げていた問題点を一挙に解消しました。そばが日常食として世界に普及すれば、世界の食への貢献は図りしれません。「すし」という食文化が、世界の食に大きな影響を与えているように、「味玄十割そば」も重要な日本文化の提案となると信じています。
安全で美味しい食事を提供することで、消費者と確かな信頼関係を築いていきたいという方こそ、私たちのパートナーです。そして、世界の食文化に寄与するという夢と理想を胸に、ともにこの事業に取り組んでいただきたい。そう願ってやみません。 |
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